2013年11月26日
査定は難しい・・・
先日、ある物件の査定依頼を受けました。
区画整理された地区の近くに古くからある地域
建物も古く、机上の計算ではほぼゼロ
しかし、保存状態は良く、ある程度の評価はしました。
査定額と売れる額は必ずしも一致しません。
土地建物の評価と不動産としての評価
土地建物評価=査定額
不動産の評価=売れるであろう価格帯
とした場合、
査定書には土地建物の評価額を書き込み
売出価格を備考欄に分かりやすく書きました。
所有者は遠方に住んでおり
その辺の微妙なニュアンスが伝わるか
直接、話せるなら
会話のキャッチボールをしながら
ある程度の修正をしていくことは可能です。
依頼を受けるため高く査定を書くこともできます
が
それは「真」ではありません
かと言って稼がねばいけません
悠長なことは言ってられませんが、
そこで受諾する為に高く査定し、
所有者が当社を信頼し任せてくれた時
相手を騙したことにならないか・・・
恐らく後ろめたい気になるでしょうし
そのような事もありました。
しかし、
そんなことをトップがしていると
社員も同じことを、
或いは それ以上のことをしてしまうでしょう。
「お宅に任せるからもう少し高く売り出してくれ」
という場合とは違います。
面と向かい直接話せるなら
考えている事も伝えやすいのですが・・・。
これで駄目なら仕方ないさ!
Posted by mori-1 at 09:38│Comments(0)
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