2014年05月14日
上り坂、下り坂、まさかや~!?
来年から改正される相続税
基礎控除額が大幅に引き下げられます。
今年まで5000万+1000万×法定相続人数
来年から3000万+500万×法定相続人数
改正に伴い申告対象者が2~3%増えると言われています。
うちはそんなに財産は無いから関係ないという方も多いと思います
負の遺産、つまり借金や保証債務も相続するので注意が必要です。
元気なころから相続について話し合い家族も資産状況が分かっていれば
問題ありませんが、全てを話しておらず、どおこに何があるか知らず
申告期限を過ぎ、後で分かった場合、それなりのペナルティーが科せられ
余計な負担をしなければいけない事が考えらえます。
家族に話したくないのであれば日記やメモ形式でもよいので
後で、家族が見て分かるような書き方をしておけば漏れは防げると思います。
最近、高齢の方と話す機会が多いのですが
みなさん、新民法は・・・と仰います。
家督制度という習慣が根強かった沖縄、どうしても長男にという気持ちが多いのも事実です。
核家族とか県外へ嫁ぐとか 情報化により誰でも様々な情報が得られます。
難儀したのに割が合わない、何もしなかったくせに・・・
平等なんだから、貰えるのは貰っとけば・・・。
この一言で収拾がつかなくなり泥沼
まさかや~
争続させるのでなく
子や孫へスムーズな相続ができるよう貴方の意思を示す意味で遺言は大切です。
一度書いても作り直しはできます
日付の新しいものが有効なのでできれば公正証書で作成するのがベストです。
詳しくは公証人役場へお問い合わせください。