2016年03月09日
欲・無関心 どちらも問題
不動産の賃貸・売買はもちろんですが
不動産コンサルティングの業務も手掛けております。
以前、ある案件で
相続登記をせず
何年もそのまま状態で放置
相続税控除の範囲内なので
あえて手を付けなかったものが
ある理由により
遺産を分ける事になりました
登記上の名義は非相続人(死亡)のまま
未登記ながら相続人で共有の状態で
遺産分割の話し合いが始まりました
が
様々な経緯がありどうも纏まらず、
親族の紹介で私に相談があり
縁あってお引き受けすることになりまた。
依頼内容は
遺産分割の方法及び一部売却でした
そんな中、二次相続が発生し
様々な関係者が現れ
分割協議書に署名押印する寸前で
外野から
紐を解きほぐすように交通整理を行ないながら
協議を成立させたことがありました。
相続放棄をした親族もいれば
全く関係ないのに入り込み
うまい話を投げかけ
あわよくば一儲けしようなんて
虎視眈々と身構えている輩もいます。
人の口に戸は立てられないと言いますが
井戸端会議の話が
人伝いに話が広まったようです。
それとは別に、内々の問題
年配の方がよく口にする言葉
新民法はね・・・
仏壇や ちゃーすが、
ちゃくし(長男)やるむん・・・
やまとぅ かい いかさんけーしむたん
外野の一声
なんで~、平等なんでしょう
貰えるものは貰っとけば~!
・・・・・・・・・・・・・・・・
もちろん仰る通り権利がある訳ですから・・。
家督相続(旧法)の時代とは違い
現行の法律(新民法)では
等しく配分しなさいと定められております。
強欲 ≠ 無関心
このように悩みをよく耳にします。
県外の大学を卒業し
そのまま県外で就職
生活基盤も根付き
子供も手が離れ
夫婦、水入らずの生活
と思いきや
定年後、沖縄へ戻る・・・
それは、それは
なかなか、難しい問題です
嫁(夫)や家族、
人間関係含む
生活環境や習慣の違い
親の期待通りにならない事も多く
有る人はそれなりに
悩みは尽きないようです。
Posted by mori-1 at 13:01│Comments(0)
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